【おくるみとは?】
新生児から生後3ヶ月頃までの赤ちゃんを包むための布です。
赤ちゃんをおくるみで包み込むことで、体温調節が苦手な赤ちゃんをしっかりと保温します。また、赤ちゃんはママのお腹の中にいた時のような安心感を得られ、スヤスヤと気持ちよく眠ることができます。
新生児や低月齢の赤ちゃんには、音や光などほんの少しのきっかけで突然手足をビクッとさせる、モロー反射と呼ばれる原子反射が見られます。おくるみで体が固定されていることで、何かの拍子で起きたモロー反射によって睡眠中の赤ちゃんが起きてしまうことを防ぎます。
【使い方はいろいろ】
おくるみの期間が過ぎてからも、さまざまなシーンで活躍し、長く愛用できるアイテムです。
【おくるみの巻き方】
Step 1
おくるみをひし形に置き、上の角を真ん中くらいまで内側に折り込み、五角形を作ります。
頭だけが折り目から出るようにして、赤ちゃんをおくるみの上に寝かせます。
赤ちゃんの右腕をひじから少し曲げ、体に密着するように胸の上に置きます。
Step 2
赤ちゃんの右腕側の端を持ち上げて、赤ちゃんをくるむように巻きつけ、余ったおくるみの端を赤ちゃんの左脇の下にしっかりと入れ込みます。
Step 3
おくるみの下部分を持ち上げて、赤ちゃんの左肩に向かって包み込むように持っていき、先端を背中の下に入れ込みます。
Step 4
左腕をひじから少し曲げ、体に密着するように胸の上に置きます。
赤ちゃんの左腕側の端を持ち上げて赤ちゃんに巻きつけ、余ったおくるみは赤ちゃんの体の下に入れ込み、しっかりと固定します。